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母が子宮癌で入院した時に学んだこと。

私が大学3年の時に母が子宮癌だということがわかりました。仕事先で体調不良を訴えた母は、そのまま病院へ行きました。検査の結果、子宮に小さな腫瘍が見つかり精密検査をすると悪性の腫瘍だということがわかりました。直ぐに手術となり、父から連絡が入った私は生きた心地がしませんでした。

幸いにも転移はなく、子宮を全摘出する必要もないと言われ胸をなでおろす思いでした。いつも明るく元気な母なので、体調が悪いなんて一言も言わず、また私も父も気がつきませんでした。

手術後に麻酔が効いて眠っている母の顔を見て、私は涙が溢れました。もしかしたら母がいいなくなってしまうかもしれないと最悪の事態を考えている自分がいたのです。でも、母もいつまでも元気ではないのだという現実を知りました。そして今まで以上に母のことを大切にしていこうと心に決めました。

入院は数週間で済みました。タオルや寝具類は規定のものがあるため持参しなくても良く、下着だけは多めに持って行きました。また、病院は退屈だろうと思い、私がお勧めする小説を持って行きました。母は、こんなにゆっくり読書できるなんて何年ぶりかと喜んでいたので、持って行って良かったなと思いました。

母の入院を機に、家族の絆が一層深まったように思います。