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父親のがん闘病で最初で最後の親孝行

私の父は3年ほど前にがんで亡くなりました。その経験から体験談を話したいと思います。父親が最初にがんになったのは15年ほど前でした。会社を定年退職し勉強すると学校に通ったり自由に過ごしていた時に、いきなり手術をすると告げられました。家は訳あって、母親には頼れないので長男の自分に話をしたのだと思います。苦しい部分を子供には決して見せない人だったので告げてくれたのが意外でしたが、おそらく手術の同意書に家族のサインがいるので言ってきたんだとおもいます。そして最初のがんは切除し直りましたが、そのご、3回ほど転移してなくなりました。述語の定期健診にはきちんと行っていたようなので、ある程度は仕方がなかった結果だと思っています。

亡くなった原因となった3回目の転移がわかったときに、「もう治療はしない」と父親は自分に言いました。手術もですが、抗がん剤や放射線の治療は過去の経験からかなりつらかったようです。父親がいないところで親戚含めていろいろと話をしましたが、言っても聞かない人ですし、父親の思ったとおりにさせてあげようということなり、治療をせず、転移発見から半年くらいで亡くなりました。治療はやめましたが、ホスピスに入院はしていたので、父親の最後のワガママにはかなり付き合いました。ですが、いままで頼み後などまったくされたことなかったので最期に初めての親孝行ができたと私は思っています。自分の過去のこと、仕事のことなどはまったく話さない父親でしたが、自分の死が見えたからか、いままで聞いた事のない話をたくさんしてくれました。

最後のがんももし治療をしていたらもしかしたらまだ生きていたかもしれませんが、自分は父親の希望通りのことをして、旅立った事は今でも後悔はしていません。治すという選択肢と同じくらい正しい選択をしたと今でも思っています。

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