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乳がんステージⅡを乗り越えて

乳がんは今や女性の6人に1人は経験する病気と言われていますが、それでもまさか自分が6人に1人になるとをは誰も思わないでしょう。私もそうでした。

 

左胸のしこりは子供の授乳していた時からずっとありました。母乳も詰まりやすかったから、きっとそのせいだろうと思って、気にもしていませんでした。そのしこりの異変に気付いたのは下の子の卒乳後1年が過ぎていました。

 

当時私は34歳、4歳の長男、2歳の長女の育児そして仕事に追われ、しこりについては気にも留めていなかったのですが、なんだか少しずきずき痛みがあったのです。

 

多分何ともないだろうと思いつつも夫の勧めで乳腺外来に行き、初めてマンモグラフィーを撮り、先生にエコーで診てもらいました。「8割方がんの疑いがあるので、生検をします。2週間後に結果がわかります」先生は努めて優しくお話ししてくださったのだろうけど、頭が真っ白になりました。車の中で泣きながら子供たちのお迎えにいきました。

 

2週間後、夫の付き添いで、検査結果を聞きに行くと「間違いなく乳がんです。一番大きいもので8センチ。小さいものが5個あります。」乳がんの治療方法は数あれど、腫瘍の数が多いので乳房の全摘が一番のおすすめであると、そんな内容の説明を受けた気がします。

 

私、自身乳房に未練はなく、「取って治るなら取ってください」と即決しました。
その後、手術、抗がん剤治療を経て現在はホルモン治療を行っています。手術から半年後職場復帰を果たし、今はウィッグを付けてお仕事をしています。

 

乳房を摘出した左胸には大きな傷が残り、銭湯に行くのはまだ勇気が必要だけど、子供と一緒にプールで遊ぶことはできます。ウィッグは夏場は暑いけど、自分から言わないとウィッグを付けているのかわからない位自然です。

 

忙しさに追われて自分の体を後回しにしてしまいがちだった私は、乳がんを経験して自分の体と心を労わるようになりました。

 

家事や育児は自分の仕事と気を張り詰めていましたが、今はできないことはできないと腹をくくり、疲れた時にはゆっくり休みます。

 

私が変わることによって家族も変わってくれました。
治療はまだ続きますが、家族に協力してもらいながら、この病気と付き合っていきたいと思います。