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体力的なことよりも、精神的なことの方が苦労が大きかったように思います。

今まで身内が癌になったことがなかったため、いつどんなことが起こるのかも想像できず、とにかく落ち着きませんでした。

その時期はいつ病院から呼び出しがあっても車の運転ができるようにしておかなければいけないと思い、飲み会や晩酌は格段に減りました。

根本的な解決は最後までできなかったように思います。たまには気を晴らそうと出かけてみたりしても、やはり心のどこかがどうしてもそわそわしてしまっていました。

仕事中はそちらに集中できるのでまだよかったのですが、そうじゃない時間は常に気になってしまいます。「大丈夫」と自分に言い聞かせるくらいしかありませんでした。

考えてみれば、私も女性なので乳がんにならないとも限りません。次に同じような状況になったときには、もう少し落ち着いて生活できるのではないかと思ってはいます。

無理に考えないようにするのはとても難しいことです。だったらもう、徹底的に考えたりお見舞いに行ったりと、がっつり向かった方が楽です。